Shuon Yuyama
Award

実践教育プログラムで「おしゃべり高専マッチ」を発表し総合賞受賞

実践教育プログラムで「おしゃべり高専マッチ」を発表し総合賞受賞

総合賞を受賞しました

OLIENT TECH株式会社が主催する実践教育プログラム 2026 Summerに参加し、成果発表会で総合賞をいただきました。

5週間のオンラインカリキュラムを経て、チームで開発したプロダクトを発表するプログラムです。課題設定力、解決策の独自性、社会的インパクト、事業性、持続性、ピッチ力の6項目で、参加者・メンター・協賛企業の投票により審査されました。

全国3高専のチーム

チームを組んだのは、呉高専電気工学科5年の河瀬蒼央さんと、釧路高専建築学分野4年の田島伶唯さんです。地域も学科もバラバラですが、3人ともPodcastを運営しているという共通点があります。

私たちは2026年8月に「おしゃべり高専」という番組を立ち上げたばかりで、今回のプログラムでは、その運営で実際にぶつかっていた課題に取り組みました。

開発した「おしゃべり高専マッチ」

番組を始めてすぐ、収録が生まれないという壁にぶつかりました。Discordには全国の高専生が集まり、全員に意欲もある。それなのに動き出さない。

原因は編集の負担ではなく、その手前にありました。誰と録ればいいか分からない、全員が多忙で予定が合わない、そして「話しませんか」と声をかけること自体が難しい。運営である私たちですら、参加者にそう切り出せずにいました。

そこで、順序を逆にする仕組みをつくりました。先に空いていない時間を登録してもらい、時間が重なる人同士を自動でマッチングする。相手が誰かは収録の直前まで分かりません。誰も誰かを誘っていないので、誰も断られずに済みます。

開発期間は実質1週間ほどでした。8月28日にプレリリースし、8月30日には実際のコミュニティで動かし始めています。現場目線でのシステム開発と、発表の時点で「作りました」ではなく「動いています」と言えたことが、評価につながったのだと考えています。

5週間を終えて

一番残っているのは、壮大な社会課題を外に探しに行くのではなく、自分たちが本当に困っていたことに向き合った方が、結果的に説得力のある企画になったという実感です。

そしてその課題を掘っていくと、地域のコミュニティや企業の中にも同じような悩みがあることに気づきました。私が関わっている門池地区の自治会活動でも、忙しい現役世代ほど行事に参加できないという構造は同じです。目の前の小さな困りごとに向き合うだけでも、意外と広いところまで届くのかもしれないと感じています。

このような機会をくださったOLIENT TECHの皆様、5週間伴走してくださったメンターの皆様、そして交流会でフィードバックをくださった協賛企業の皆様に、心から感謝しています。

「おしゃべり高専マッチ」は現在も運用を続けており、番組を支える仕組みとして少しずつ育てているところです。


参考

湯山 修恩 / Shuon Yuyama

沼津工業高等専門学校 制御情報工学科。プロジェクトの記録をここに残しています。

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