第3回チャレンジコンテストで優秀賞を受賞

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2025年12月13日

長泉町井上靖文学館の文理融合プロジェクトを推進。

高専と文学館でシナジーを生み出す

長泉町井上靖文学館の来館者数を増やす取り組みで、第3回チャレンジコンテストのアントレプレナーシップ部門アイデアコース優秀賞を受賞しました。

この活動は沼津高専の文理融合教育に関連する取り組みとして行われている課題研究科目「文学館探求」の活動として行われ、沼津高専物質工学科の1,2年生をはじめとする履修メンバーとともに取り組んだものです。

この取り組みについて

長泉町井上靖文学館における課題

この取り組みは長泉町井上靖文学館の来館者数低迷に着目したプロジェクトです。 井上靖文学館は2020年のコロナ流行をきっかけに来館者数が激減、その後も来館者数の回復が見られない状況です。 そこで文学館と高専の異色の組み合わせにより、来館者の増加と新しい価値提供を目指してプロジェクトがスタートしました。

高専力を活用した取り組み

コンテストでは「展示」と「広報」の2つに分けて課題解決に向けた取り組みを提案しました。 展示に関する取り組みでは、3Dプリンタを用いた立体文字の展示や文学館内の天井を生かしたプロジェクションマッピングの展示、AIを用いた筆跡診断などを提案し、高専で学習する技術や資源を活用をアピールしました。 一方の広報では、文学館では柔軟にSNS発信を行うことが難しいことを踏まえて、各種SNSの特性に合わせて柔軟な発信を行う公認非公式SNSの運用などを提案しました。

今後について

コンテストでの提案内容は長泉町井上靖文学館と協議を進めており、2026年3月以降に順次展開する予定です。 詳細については長泉町ホームページなどでご確認ください。


チャレンジコンテストについて

チャレンジコンテストは「身近な気づきから地域・社会の課題に対する解決策をデータに基づいて提案できる人材の育成」を目的とし、沼津高専が学内の学生を対象に2023年から開催しています。2025年12月に実施した第3回の本選では、キャンパスライフ部門と亜ントレプレナーシップ部門それぞれのショートプレゼンとポスターセッションが行われ、沼津高専学外からお越しいただいた審査員による本選審査を行いました。

井上靖文学館について

「長泉町井上靖文学館」は全国でも珍しい作家存命中に設立された個人文学館です。文学館の建物は、『しろばんば』に登場する土蔵をイメージして建築さ れたといわれています。開館後は、作家本人が何度も来館し、読者との交流や講演を実施。所蔵品は初版本・自筆原稿・愛用品など約3000点にも及びます。

参考